鳥羽巡礼地 一覧– category –
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鳥羽巡礼
常世と浮世のトランスポーター海女
太古から常世は海の彼方にあると考えられていました。海は常世と浮世(この世)の境界なのです。その境界である海に潜り、魚貝や海藻の漁をする女性たちがいます。彼女たちは海女(あま)と呼ばれています。海女漁は一万年の歴史があるとも言われています... -
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空海も修行の地として選んだ 霊力溢れる地 鳥羽
弘法大師空海も鳥羽の地と密接な関係を持っています。伊勢市にある金剛證寺を真言密教の道場として創立させた空海は、その奥の院として鳥羽の丸山の奥地に丸興山庫蔵寺を建てます。昔から鳥羽の山々には海から来る常世の気が集まると言われており、太陽の... -
鳥羽巡礼
太陽の化身 不老不死の実 やまとたちばな
倭姫の太陽神である天照大神の鎮座する場所を探させた垂仁天皇は、田道間守に、不老不死の実である「非時香菓(ときじくのかくのみ)」すなわち橘を常世の国(常世の国を中国やインドとして考える説もありますが、これらの国には橘は存在しません)に行っ... -
鳥羽巡礼
太陽巡礼の地 鳥羽
太古から続く、太陽信仰と常世信仰の中心として栄え、御食国として多くの海女が今も漁を続ける鳥羽。かつては女性が巡礼していた歴史もあり、何かと女性に縁の深い地です。何気なく訪れても、真剣な願いを抱えて訪れても、あなただけの巡礼の道がきっと見... -
鳥羽巡礼
御食国として鳥羽
「御食国(みけつくに)」という言葉をご存知でしょうか。これは朝廷や伊勢神宮に太陽の霊力を一身にまとった海の幸を献上することを課せられた地方のことで、若狭湾、志摩国、淡路国の三国がその役割を担っていました。鳥羽は志摩国の国衛(今の県庁)が... -
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重浪寄せる島、答志島
当時、志摩国は答志郡と阿児郡という2つの郡に分かれており、答志島には答志郡の郡衛(郡の役所)がありました。答志島は、当時の政治経済の中心であったと考えられており、古代の天文学(人間の健康、生活、自然、農産物の天候を占う)を使い、天体の力で... -
鳥羽巡礼
常世の門 神島
三島由紀夫の小説、「潮騒」で有名な神島は鳥羽の沖合にあります。この島はかつて古代の文明の東端に位置していました。この神島から淡路島に至る北緯34度32分上に「レイライン=太陽の道」と呼ばれる道があり、このライン上には日本の有名な聖地が数多く... -
鳥羽巡礼
文豪を引き寄せる魔力 鳥羽の港町(みなとまち)文化
鳥羽が生んだ名作として三島由紀夫の「潮騒」はあまりにも有名ですが、鳥羽と縁のある作家は三島だけではありません。その代表として江戸川乱歩がいます。三重県名張市に生まれた乱歩は大正5年から1年ほど、鳥羽市の造船所で働いていました。後に妻となる...
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