重浪寄せる島、答志島

当時、志摩国は答志郡と阿児郡という2つの郡に分かれており、答志島には答志郡の郡衛(郡の役所)がありました。答志島は、当時の政治経済の中心であったと考えられており、古代の天文学(人間の健康、生活、自然、農産物の天候を占う)を使い、天体の力で生命力を活性化させる儀式が執り行われていたと言われていました。

神島からのレイライン上に位置し、「常世の浪の重浪」が寄せる最初の土地として有名な島です。神島から昇る太陽を答志島で拝むことで再生するエネルギーを受けていたと考えられています。歴史的にもこの島は太陽の霊力を一身に浴びることのできる日本有数のパワースポットとして存在してきました。

近年、この太陽の霊力で人の生命リズムを整えることを目的とした二つの装置が島に生まれました。それが「ブルーフィールド」と「レイフィールド」です。ブルーフィールド(写真上)は神島に向かって広がった三角形の形をしています。朝日の力を余すところなく受け取り、「再生とt活力の気」を身体に巡らせるための場として知られるようになってきました。朝ヨガや気功を行うグループも多く訪れる、新しいパワースポットです。そして天望山の山頂に位置し、西の方向に向いたもう一つの「三角形」がレイフィールド(写真下)です。夕日が沈む頃、遠くの波の音を聴きながら静かに一日の終わりを感じることができます。自律神経を沈静化させ、深い休息に心身を導くための装置として人気のある場所です。

【序】答志島~Garden of Gods MIE

答志島 – BLUE FIELD ~常世篇~

【序の序】答志島 -RAY FIELD-

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